アラフィフkamerockの書評ブログ

はじめまして!主にビジネス書の書評を投稿します。

ちゃんと休んでいるのに、ずっと疲れている理由-疲労学 毎日がんばるあなたのためのを読んで考えたこと

はじめに

朝起きた瞬間から、もう疲れている。 仕事が始まる前なのに、すでに気力が削られている。

以前の私は、この状態を 「年齢のせい」 「忙しいから仕方ない」 と受け止めていました。

でも、心のどこかでずっと引っかかっていました。 ちゃんと寝ているのに、なぜ回復しないのか。

もし今あなたが、

• 寝ても疲れが抜けない

• 休日なのに、だるさが残る

• 何もしていないのに消耗している

そんな感覚を抱えているなら、 それは「休めていない」のではなく、 疲労の扱い方を間違えているだけかもしれません。

疲れは、根性論ではありません。 そして「休めば解決する」ほど単純でもありません。

「とにかく休む」だけでは、疲れは取れない

疲れを感じると、私たちは反射的にこう考えます。

• とりあえず寝よう

• 何もしないで休もう

もちろん休息は必要です。 ただ、それでも回復しないケースが多い。

理由はシンプルです。 疲労には種類があり、原因が違うからです。

体の使いすぎなのか。 脳の使いすぎなのか。 思考が止まっていないのか。 生活リズムが乱れているのか。

原因が違えば、取るべき対策も違います。

疲労は「3つの流れ」で考えられる

疲れを整理するために、 次の3つの視点で考えてみます。

• 疲労を 避ける

• 疲労を 減らす

• 疲労を 回復する

多くの人は「回復」だけに意識が向きがちです。 でも実は、重要なのは 疲労を溜めない設計です。

日常の中で 疲れを上乗せし続けていれば、 いくら休んでも追いつきません。

疲れている理由は、案外「別のところ」にある

「仕事が忙しいから疲れている」 そう思っていても、実際には、

• 睡眠の質が落ちている

• 食事が乱れている

• 常に考え事をしている

• 予定を詰め込みすぎている

こうした要素が重なって 疲労が増幅していることもあります。

原因を分解して考えるだけで、 対策は驚くほど具体的になります。

行動を少し変えるだけで、疲労は軽くなる

疲労は、体の使い方でも変わります。

• 同じ姿勢を長時間続けない

• 定期的に立ち上がる

• 目線を遠くに向ける

どれも地味ですが、 脳と体への負担を確実に減らします。

「もっと頑張る」よりも、 疲れにくい使い方を選ぶ。 それだけで、一日の消耗度は変わります。

思考も、確実に疲れる

意外に思われるかもしれませんが、 疲労の大きな原因は 思考 です。

• ずっと考え続けている

• ネガティブな反芻が止まらない

• 何もしない時間がない

体を動かしていなくても、 脳は消耗し続けます。

「ぼーっとする時間」は、 サボりではありません。 回復に必要な工程です。

食事は「翌日の体力」を作っている

疲労は、前日の食事とも直結しています。

• 糖質に偏ると疲れやすい

• ビタミンB群や鉄分はエネルギー代謝に必須

• 水分不足は集中力を落とす

食事は、 その日の体調だけでなく 翌日の軽さを左右します。

ここまで読んで、こう思ったかもしれません

「全部整えるのは無理」 「意識高い人向けの話では?」

大丈夫です。 必要なのは完璧さではありません。

疲労は、まとめて解決しなくていい。 一つずつ減らせばいい。

以下は

・なぜ疲れが“抜けない状態”になるのか

・回復より先にやるべきこと

・疲れやすい人に共通する思考の癖

を、体験ベースで深掘りします。

「疲れている自分」を責めるのを、 ここで終わらせたい人のための内容です。

ここから先は、 疲労を 感覚ではなく構造で捉え直す 話です。

結論から言うと、 私たちはずっと 疲れを一つのものとして扱いすぎていました。

疲労は「層」で重なっている

疲れが取れないとき、 多くの場合は一種類の疲労だけではありません。

• 体の疲労

• 脳の疲労

• 思考の疲労

• 生活リズムの疲労

これらが同時に重なっています。

体は休んでいるのに、 頭はずっと考え続けている。 仕事は終わっているのに、 予定や不安が頭から離れない。

この状態で「寝れば回復する」と考えるのは、 かなり無理があります。

一番やっかいなのは「思考の疲労

実感として一番大きかったのは、 思考が疲労を増幅させていることでした。

• ちゃんと休めていない気がする

• もっと頑張らないといけない

• このままで大丈夫だろうか

こうした思考は、 体を動かしていなくても 脳を消耗させ続けます。

しかも自覚しにくい。 「何もしていないのに疲れる」理由は、 ここにあることが多いです。

「回復しなきゃ」が、疲れを増やすこともある

疲れているときほど、 私たちは「回復しなければ」と思います。

でもその義務感が、 新たな負荷になることがあります。

休み方を評価してしまう。 回復できていない自分を責めてしまう。

それでは、 休んでいるのに心はずっと緊張したままです。

回復より先に「減らす」

視点を変えました。

疲れたら回復する、ではなく、 疲れを増やさない設計を先に作る。

• 同じ姿勢を続けない

• 思考を一度止める

• 予定を詰めすぎない

疲労は一気に回復するものではありません。 積み上げないことが、いちばん効く。

疲れやすい人ほど、真面目すぎる

気づいたことがあります。

疲れやすい人ほど、

• ちゃんとやろうとする

• 手を抜けない

• 自分に厳しい

つまり、 疲労が溜まりやすい使い方を 無意識に選んでいます。

必要なのは、 もっと頑張ることではありません。

疲れにくい使い方を覚えることです。

疲れは「我慢」ではなく「調整」で扱う

疲れを感じたら、 無視せず、大げさにもせず、

• ここで区切る

• 一度立ち上がる

• 何もしない時間を入れる

疲れは怠けの証拠ではありません。 生活のどこかに無理があるという信号です。

おわりに

ここまで読んでくれたあなたは、 もう「気合で何とかしよう」とは 思っていないはずです。

疲れは、 気合で消すものではなく、 構造で減らすもの。

少しずつ整えるだけで、 明日の重さは変わります。

この文章が、 「また疲れている自分」を 責める代わりに、 調整するきっかけになればうれしいです。