アラフィフkamerockの書評ブログ

はじめまして!主にビジネス書の書評を投稿します。

「心が弱いから続かない」と思っていた自分へ― 『神メンタル』を読んで考えたこと

はじめに

「続かないのは、メンタルが弱いから」

私は長いあいだ、そう思っていました。 やる気が続かない。 挑戦しようとすると不安になる。 一歩踏み出しても、途中で止まってしまう。

そのたびに、 「自分は向いていない」 「根性が足りない」 と、自分を責めてきました。

でも今は、はっきり言えます。

続かなかった原因は、心が弱いからではありませんでした。

もしあなたが今、

• 何度も始めてはやめてしまう

• 自分はメンタルが弱いと思っている

• 「またダメだった」と落ち込みがち

そんな状態なら、 この話はきっと他人事ではないはずです。

頑張っているのに、うまくいかない理由

多くの人は、 何かを変えようとするとき、 まず「やり方」を探します。

• 正しい方法

• 効率のいいノウハウ

• 成功者の真似

もちろん、それらは大切です。 でも、それだけでは続かない。

なぜなら、 行動を支える前提が整っていない からです。

やる気がある日にしか動けない。 不安になると止まる。 結果が出ないと、自己否定が始まる。

この状態では、 どんなに正しい方法でも 長く続くことはありません。

モチベーションは、そもそも不安定

ここで一度、 「やる気に頼る」という発想を 手放しました。

やる気は感情です。 感情は、体調や出来事で簡単に揺れます。

それを行動の基準にすると、 必ずどこかで止まります。

必要だったのは、 やる気がなくても動ける設計 でした。

行動を決めているのは「自己イメージ」

人は無意識に、 「自分はこういう人間だ」 という前提に沿って行動します。

• 自分は三日坊主

• 自分は続かない

• 自分は不安になりやすい

こう思っていると、 それを証明する行動を 自然と選び続けます。

つまり、 行動を変えたければ、 自己イメージを先に変える必要がある ということです。

ここまで読んで、こう思ったかもしれません

「それができたら苦労しない」 「結局、気持ちの問題でしょ?」

私も最初はそう思いました。

でも、 ここで必要なのは 気合でも根性でもありません。

考え方の順番を入れ替えるだけ でした。

行動できる人と、止まってしまう人の違いは、 意志の強さではありません。

以下には

・なぜ自己イメージが行動を決めるのか

・「できる自分」を先に作る具体的な方法

・メンタルを削らずに続けるための設計

を、体験ベースで整理します。

「また続かなかった」という自己否定を、 ここで終わらせたい人のための内容です。

ここから先は、 「なぜ自分は続かなかったのか」 「どうすれば、もう自己否定を繰り返さずに済むのか」 という話を、かなり具体的に書きます。

結論から言うと、 私が間違えていたのは メンタルを“鍛えよう”としていたことでした。

①「できるようになってから動く」は、ほぼ失敗する

以前の私は、こう考えていました。

• 自信がついたら始めよう

• 不安が消えたら挑戦しよう

• 気持ちが整ってから動こう

でもこれは、 ほぼうまくいきません。

自信や安心感は、 行動の結果として生まれるもの だからです。

動いていないのに、 自信だけ先に持つ。 これは、ほぼ起こりません。

②順番を逆にすると、心が折れにくくなる

そこで順番を逆にしました。

「できている人なら、今どう動くか」 を先に考える。

やる気があるかどうかは無視します。 不安があっても構いません。

感情を判断基準にしない。 それだけで、行動はかなり安定しました。

③行動を止めていたのは「感情」だった

振り返ると、 私が止まっていた理由は明確でした。

• 気分が乗らない

• 不安になった

• 自信が揺らいだ

感情が出てくるたびに、 「今日はやめておこう」 と判断していたのです。

でも感情は、 人生の舵取りには向いていません。

④自己イメージは「意志」より強い

人は、 「自分はこういう人間だ」 という前提に沿って行動します。

だから、 自己イメージが変わらない限り、 行動も変わりません。

逆に言えば、 自己イメージが変われば、 行動は自然に変わります。

⑤自己イメージを書き換える一番現実的な方法

私がやったのは、とても地味なことでした。

「できた証拠」を毎日残す。

• 今日やったことを3つ書く

• 小さすぎるくらいでいい

• 結果は評価しない

この積み重ねが、 「自分はできる」という前提を 静かに作ってくれました。

⑥比較対象を変えると、心が安定する

他人と比べるのをやめ、 比較対象を 「過去の自分」だけ に変えました。

昨日より一歩でも進んだか。 それだけを見る。

これで、 心の消耗はかなり減りました。

⑦メンタルは「強くするもの」ではなかった

ここまできて、 ようやくわかりました。

メンタルは、 鍛えるものではありません。

• 折れにくい前提を作る

• 自己否定が起きにくい仕組みを置く

• 感情に左右されにくい判断基準を持つ

この設計があると、 結果的に「強く見える」だけです。

⑧「心が弱い」という言葉を、手放す

もしあなたが、 「自分はメンタルが弱い」 と思っているなら、 その言葉を一度疑ってみてください。

弱いのではなく、 心が折れやすい設計で 生きてきただけ かもしれません。

設計は、変えられます。

おわりに

ここまで読んでくれたあなたは、 もう気合や根性で 自分を変えようとは 思っていないはずです。

心を鍛える前に、 心が折れにくい形に整える。

それだけで、 行動は驚くほど 静かに、安定して続きます。

この文章が、 「またダメだった」という 自己否定を終わらせる 小さなきっかけになれば、 これ以上うれしいことはありません。