アラフィフkamerockの書評ブログ

はじめまして!主にビジネス書の書評を投稿します。

「やりたいこと」がないままでも、生きていていいと思えた日ー「やりたいこと」 はなくてもいい。 目標がなくても、 人生に迷わなくなる4つのステップを読んで。

はじめに

「やりたいことは何ですか?」

この質問をされるたびに、 胸の奥が少しだけ重くなっていました。

何かに夢中になっているわけでもない。 はっきりした目標もない。 それなのに、毎日はそれなりに回っている。

大きな不満があるわけではないのに、 どこかでずっと 「このままでいいのかな」と思っている自分がいました。

やりたいことがない、というだけで

やりたいことがない。 それだけで、自分が少し足りない人間のように 感じてしまうことがありました。

世の中には、 夢を語る人や、 目標に向かって一直線に進む人がたくさんいます。

そういう話を聞くたびに、 「自分は何も持っていないな」と 無意識に比べてしまう。

だからといって、 無理に何かを探そうとすると、 今度はもっと苦しくなる。

この矛盾した感覚を、 長いあいだ抱えたままでした。

目標がないから迷っている、と思っていた

これまで私は、 迷っている理由は 「やりたいことが決まっていないから」 だと思っていました。

目標さえあれば、 きっと前に進めるはずだ、と。

でも、よく考えてみると、 やりたいことがなくても、 毎日、選択はしています。

仕事を引き受けるか。 今日は休むか。 続けるか、やめるか。

迷いが生まれるのは、 目標がないからではなく、 選ぶときの基準が曖昧だったから なのかもしれません。

「やりたいか」ではなく、別の問い

印象に残ったのは、 「やりたいかどうか」よりも、 別の視点で自分を見る、という考え方でした。

・無理をしていないか

・消耗しすぎていないか

・続けられているか

この視点で自分の生活を眺めてみると、 これまで見過ごしていた違和感が 少しずつ浮かび上がってきました。

「好き」じゃなくても、続けられるもの

これまでの私は、 選択のたびに 「好きかどうか」を基準にしようとしていました。

でも現実には、 好きでも続かないことはたくさんあります。

一方で、 特別に好きではなくても、 淡々と続けられることもある。

「続けられるか」という視点を持つだけで、 選択のハードルが一気に下がりました。

無理をしない。 自分を削らない。

それだけで、 日々の迷いはずいぶん軽くなりました。

今の自分を基準にしていい

もう一つ、心が楽になったのは、 「将来どうなりたいか」よりも、 「今の自分はどうか」を基準にしていい、 と思えたことです。

もっと成長してから。 余裕ができたら。 自信がついたら。

そうやって先延ばしにしていた判断を、 今の自分に引き戻す。

体力、気力、生活のリズム。 それを無視しない。

それだけで、 選択に対する不安が小さくなりました。

もう一つ、心が楽になったのは、 「将来どうなりたいか」よりも、 「今の自分はどうか」を基準にしていい、 と思えたことです。

もっと成長してから。 余裕ができたら。 自信がついたら。

そうやって先延ばしにしていた判断を、 今の自分に引き戻す。

体力、気力、生活のリズム。 それを無視しない。

それだけで、 選択に対する不安が小さくなりました。

正解を探さなくていい、という安心

一番気持ちが軽くなったのは、 「一度の選択で決めなくていい」 と思えたことです。

選んでみて、 違ったら変えればいい。 合わなければ、戻ればいい。

そう思えるようになってから、 決断そのものが、 以前ほど重くなくなりました。

もし今、 「やりたいことがない自分」を どこかで責めているなら、 その考え方を少し緩めるヒントが、 この先にあります。

やりたいことがない、という状態を 私は長いあいだ「欠けている状態」だと思っていました。

何かを目指していない自分は、 どこか立ち止まっている。 周りより遅れている。 そんな感覚が、ずっとありました。

でも、立ち止まって振り返ってみると、 私は何もしていなかったわけではありません。

働いて、生活して、 その都度、選択もしてきました。

ただ一つ違っていたのは、 選ぶときの基準が、外側にあったことでした。

これまでは、 「これって正解かな」

「ちゃんとしているかな」

「人からどう見えるかな」

そんな問いを無意識に繰り返していました。

だから選ぶたびに、 どこか不安が残る。 どこか納得しきれない。

それが積み重なって、 「人生に迷っている」という感覚に なっていたのだと思います。

考え方が変わったのは、 選択の基準を 自分の内側に戻してみようと思ったときでした。

・これは無理をしていないか

・続けたとき、自分がすり減らないか

・今の自分に合っているか

この問いに置き換えただけで、 選択が少し静かになりました。

もう一つ大きかったのは、 「今の自分を基準にしていい」と 自分に許可を出せたことです。

体力、気力、生活のリズム。 それを無視しない。

そうすると、 選択に対する怖さが減りました。

そして最後に、 いちばん気持ちが楽になった考え方があります。

それは、 一度の選択で決めなくていい という前提です。

人生は、 一問一答のテストではありません。

そう思えた瞬間、 「失敗したらどうしよう」という不安が、 少しずつ薄れていきました。

今も、 胸を張って言える 「やりたいこと」はありません。

でも、以前のように 焦り続けることもなくなりました。

無理をしていないか。 消耗していないか。 続けられているか。

その基準で選んでいけば、 自然と残るものがある。

それが、 あとから「やりたいこと」と 呼べるものになるのかもしれません。

さいごに

やりたいことがなくてもいい。 目標がなくても、人生は止まりません。

必要なのは、 自分を責めないための基準と、 やり直せると思える余白。

今ここにいる自分を、 ちゃんと基準にしていい。

そう思えるようになったことが、 私にとっていちばん大きな変化でした。