アラフィフkamerockの書評ブログ

はじめまして!主にビジネス書の書評を投稿します。

50代だからこそ、小さく始める起業のリアル──『50歳からはじめる 頑張らない起業』を読んで考えたこと

はじめに

最近、こんなことを考えるようになりました。

いまの生活を大事にしながら、 自分で収入をつくることはできないだろうか。

大きく稼ぎたいわけではありません。 生活を一変させたいわけでもありません。

ただ、 自分の経験や考えが誰かの役に立ち、 その結果として、 小さくてもお金が生まれる。 そんな働き方があるなら、 一度きちんと向き合ってみたいと思ったのです。

50代になり、FIREして、 時間に追われる生活からは離れました。

自由な時間は増えましたが、 それだけで満たされるわけでもありませんでした。

むしろ、 時間ができたからこそ、 この先、自分はどう関わり、 どう価値を生みたいのか を考えるようになった気がします。

この文章は、 そんな私が 「起業」や「副業」という言葉に 少し距離を感じながらも、 考え方を小さく組み替えていった記録です。

成功談でも、 ノウハウの話でもありません。

ただ、 立ち止まりながら考えたことを、 そのまま言葉にしています。

なぜこの本を手に取ったのか

そんなときに手に取ったのが、 『50歳からはじめる 頑張らない起業』でした。

正直に言えば、 「起業」という言葉には、 ずっと身構えていました。

リスクが高そう。 忙しくなりそう。 今の生活を壊しそう。

そう思っていたからです。

けれど、 「頑張らない」という言葉が添えられていたことで、 今の自分でも考えていいテーマなのかもしれない、 と思えました。

すぐには動けなかった自分

本を読んで、 すぐに何かを始められたわけではありません。

「50代でも大丈夫」と書かれていても、 自分に当てはめると、 なぜか足が止まりました。

自分には、 人に売れるようなものがあるのだろうか。 経験が、そのまま価値になるのだろうか。

そんな疑問ばかりが浮かび、 行動に移せなかったのです。

小さく始めようとして、つまずいたこと

過去の仕事や経験を、 文章にしてみようと思ったことがあります。

けれど、

• 何を書けばいいのか分からない

• 誰の役に立つのか見えない

• これに価値があるのか不安になる

そんな状態が続き、 更新は止まってしまいました。

「小さく始める」と言いながら、 頭の中では、 最初から正解を求めていたのだと思います。

視点を変えて、残った行動

そこで、自分に問いを立て直しました。

続けられる形は何だろうか。 無理をしないやり方は何だろうか。

考えた結果、 「経験を売る」のではなく、 経験をそのまま言葉にする というところまで、 一度ハードルを下げてみることにしました。

評価されるかどうかは考えない。 収入になるかどうかも、いったん置く。

まずは、 自分が通ってきた道を 丁寧に振り返ることから始めました。

本当に大事だったこと

この本を通じて、 あらためて感じたのは、

人生経験そのものは、 誰かにとってのヒントになり得る ということです。

**派手な実績でなくてもいい。

特別な成功談でなくてもいい。**

同じところで悩んでいる人にとっては、 その経験自体が、 価値になることがある。

そう考えられるようになったことで、 起業や副業に対する距離感が、 少し変わりました。

お読みいただいた方への一歩

もし今、

  • 何か始めたい気持ちはある

• でも起業や副業はハードルが高い

• 自分に価値があるとは思えない

そんなふうに感じているなら。

まずは、 これまでの経験や違和感を、 言葉に書き出してみてください。

それは、 将来の収入につながるかもしれませんし、 つながらないかもしれません。

それでも、 自分の輪郭を確かめる一歩にはなります。

さいごに

50代からの起業は、 何かを一気に変えることではなく、 これまでの人生を、 別の形で使い直すこと なのかもしれません。

大きく跳ねなくてもいい。 静かに、長く続けばいい。

そんなふうに考えられるようになったことが、 私にとっての一番の変化でした。

📘『50歳からはじめる 頑張らない起業』