本の読み方についてもしっかりと記されているが、「本との向き合い方」について著者の熱い想いが伝わる。
読書が人生を豊かにしてくれると訴え、「もっと本が読みたい」と思わせる1冊であった。
===============================
「人生で、これから先に起こる未知の難題に対するすべてのヒントは、すでにどこかの誰かが本に書いてくれている」
P14 本を読むから時間に余裕ができる
お金持ちを目指すよりも時間持ちを目指す。
■読書時間を自分で予約して確保。あとは「ながら」「スキマ」読書をしよう。
P16まずは圧倒的な量をこなしてから質に辿りつける
質にたどり着いたら更に量をこなしたくなる。
■中身をまったく覚えていないということは非常に気になる。読書メモを残しながらどんどん量をこなすほうがいいようだ。
P18知恵=知識×知識
複数の知識が化学反応を起こして別の新しい光の当て方を生み出す。
「こんな角度から光を当てることもできる」というのが知恵。
知恵を持つ人は周囲に快感を与える。
■新たなアイデアは既存のアイデアの組み合わせ、掛け合わせという。
知識は掛け算できるのだ。
P20何か新しいことに挑む場合、読書せずに挑むのとたっぷり読書してから挑むのとでは、結果は雲泥の差になる。
■関連書籍の多読をするといいのだろう。
P23エグゼクティブに限って流行のベストセラーを読んでいる。
ベストセラーには売れた理由がある。
■ベストセラーを少し避けてきたところがあるが、読むべきなんだ。売れた理由がある!
※どんな時代になっても「生き抜く知恵」が身に付く3冊
1「うさぎとかめ」ラ・フォンテーヌ
2「成功の心理学」デニス・ウェイトリー
3「墜落遺体」飯塚訓
P.38読書とはあなたにとって面白い本を読むことです。
読んでいる途中で実践したくなるのが運命の本。
立ち読み段階で鼓動が高ぶってきたら合格ライン。
■ときめかない本はムリに読む必要はない。いつか読みたくなる日がくる。その時に読めばいい。
P.42 本を読むと謙虚になる。謙虚とはなんでしょうか。それは納得する力です。
納得できませんという人は謙虚ではありません。自分から納得しようという姿勢で人の話を聴く人はなっとくさせてもらえます。
その謙虚な姿勢に対して周囲は応援してくれる。
■読書が謙虚さを教えてくれるとは・・・
P.44 読書している人は同じ環境に居ても精神的にタフです。なぜなら、自分を励ます言葉をたくさん持っているからです。食糧が肉体に欠かせないのと同じで、精神に言葉の力は欠かせません。
■ボキャブラリーを蓄えるには、読書が最適。自分を鍛えるにも読書は欠かせないものだ!
※すぐやる「行動力」が身に付く3冊
1「知の巨人ドラッカー自伝」 ピーター・F・ドラッカー
2「やりたいことは全部やれ」 大前研一
3「『愚直』論」 樋口泰行
P.60 人脈を広げるコツは簡単です。出会った人すべてに、今、読みかけの本や最近読み終えたばかりの本の話をしてあげることです。自分が本当に心底面白いと思った本について話してください。
あなたの頭が整理されて急速に知的になっていきます。
読書好きの人たちがあなたの傍に集まってきて、読書をしない後ろ向きの人たちはあなたから去っていきます。読書好きの人は向上心が強いですから、経済的にも社会的にも成功している人が多いです。1年後、人脈は倍増している。
■読書会などはすごくいいことなんだ。ブログやTwitterなどでも繋がることは可能か。まずはSNS人脈から拡げて行こう。
P.72 実は本を読むという行為は、コミュニケーションの訓練をしているということです。まずは著者とのコミュニケーションがあります。
もう一つは自分自身とのコミュニケーションがあります。あなたが過去に経験したことがあることに対して、琴線に触れていることに気づかされるはずです。
■著者と対話をしながら読み進める。著者と自分の意見を交わしながら読むと一層読書という旅を楽しめるはずだ。
P.74 音読してみると新しい自分に出会える
目だけの読書では見落としてしまいがちな言葉もキャッチできる。姿勢よく音読してみると、エネルギーが体の心から湧いてきて元気になれる。
元気がなくなったら音読しよう。背筋を伸ばして音読すると生まれ変わる。
■声を出して読んだことがない。耳から入る言葉がより一層読書を深めてくれそうだ。元気がでるのか〜
P.76 苦手な本を読むことは苦手な人と付き合うための予習
苦手な本との付き合い方は簡単。実際に読んで「やっぱり苦手だな」と感じたらすぐに閉じればいいだけ。これを定期的に繰り返す。
膨大な読書をしていると、食わず嫌いだった分野の本が急にすっと頭に入ってきてくることがあります。これが正しい勉強です。
苦手な人との付き合い方もこれと同じ。我慢せずに淡々とこなす。
■毛嫌いして、近寄らないというのはダメだね。人付き合いもこのスタンスで臨んでみよう。何か変わるかも。
※相手を選ばない「コミュニケーション力」が身につく3冊
1「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」 村上春樹
2「プロカウンセラーの聞く技術」 東山紘久
3「恋愛小説」 中谷彰宏
P.82 文字量の少ない本を味わいながら読む
文字量が少ない本ほど内容が濃い。
■分厚ければいいというわけではない。要は内容ですよね。
ムリに分厚い本を読む必要もないのかもしれません。
P.86 好き・嫌い・初めての著者 3冊でテーマを深堀り
限られた時間内に良質のインプットをするコツがあります。
その分野の本で自分が読みやすいと感じたものを3冊だけ買います。
3冊の内訳は「好きな著者」「嫌いな著者」「初めての著者」
著者の違う3冊を読んでみるとグンと深堀りできる。
■嫌いな著者というのはなかなか難しい・・・ これもある程度読書量をこなさないと出てこない。
基準として参考になる。購入の際に参考に。
P.98 会いたい人の本をすべて読むとあったときにチャンスを掴める
好きな人の書いた本はすべて読む。
「先生の本はすべて読んでいます。このひと言を伝えるために今日まで頑張ってきました」と、いえば相手は完全にノックアウト。
出会いを創っていくということは、こういうことなのです。
■ある著者まとめ買いしよ!!
※日々伸び続ける「勉強力」が身につく3冊
1「学問のすゝめ」 福沢諭吉
2「本の運命」 井上ひさし
3「朝リーディング」 長谷川理恵
P.104 当事者意識・問題意識を明確にして読む
当事者として読むと、お値打ちになる。
傍観者として読むと、割高になる。
■何か得るものはないかと考えながら読む。一見関係の無いことも自分の立場に置き換えて考えてみる。
必ず活かせる読書になる。
P.106 知性のある人は、100人中99人が「つまらない」とそっぽを向いてしまうものを、「これは面白い」と飛び込んでいくことが出来る。
りんごが木から落ちる瞬間を見た人は地球上に何人もいたはずですが、すべての人にとってそれは当たり前でつまらないことだった。
頭が良くなるということは人生が面白くなるということ。
本を読むほどつまらないが面白いに塗変わっていく。
■読書を通じ、面白い人生に変わっていく。何事にも「面白い」と思える人生は楽しいはずだ!
P.114 本を1冊の企画書として見立てる
本は企画書そのものです。仕事とは企画のこと。
企画とは、関わる人たちを昨日より幸せにすることです。
幸せの与え方を本から学びましょう。
企画書を覗かせてもらうつもりで本を買うと驚くほど安い。
企画書を読むつもりで本を読むとスイスイ頭に入る。
■著者からのプレゼント考えてもいいのか?その先にある”ワクワク”を考えながら本を楽しむ!
P.116 自分でもタイトルを考えると本質を衝く能力がつく
本のタイトルをつけるとしたら、どんなタイトルをつけただろうかと考えてみる。
本質を衝く能力を磨きたいのであれば、全てにおいて当事者意識をもって考える癖をつけることです。
本質を衝く能力を磨くと仕事ができるようになる。
本質を衝くためには当事者意識の達人になること。
■この本は何を言いたいのか?訴えるべきことはなにか?とその本質を考える。著者、出版社の気持ちになって…
※一生困らない「仕事力」が身につく3冊
1「仕事の哲学」 ピーター・F・ドラッカー
2「私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。」 高城剛
3「究極のビジネスマン ゴルゴ13の仕事術」 漆田公一
P.126 その年のベストセラーから琴線に触れたひと言をメモしておく
人間の心理を把握できるようになるのは、お金を稼ぐ第一歩です。
本気でお金を稼ぎたいのなら、経営学を学ぶよりまず心理学を学びましょう。
ベストセラーと呼ばれるものからあなたの琴線に触れたものをメモしておくと、なにか共通するものが浮かんでくるはずです。
■世相や時代にある心理が共通させるのか?経済の動きを読むにはベストセラーがいいらしい。
P.132 お金持ちが書斎を持つのではなく書斎を持つからお金持ちになる
多少無理してでも自分の書斎を持つと年収が増えます。書斎で一人の時間を確保している人たちは、出世してお金持ちになっています。
4畳半の学生マンションならポケットマネーで借りられる所が必ず見つかる。
無理してでも『知恵の倉庫』である書斎を持つ。宝くじを買うより1億円をゲットできる確率がはるかに高くなる。
■狭くとも自分の時間が取れる書斎的な空間を作るべき。一人で思いを巡らせるというのは人生においても貴重な時間でもある。
P.134 金持ち本を真剣に実行すれば、本当にお金持ちになれる
お金持ちになる本には本当にお金持ちになるヒントが満載です。
すべての職業は『人を幸せにすること』に集約されます。
『あなたは自分の何を通して人を喜ばせるのかを考えなさい』ということを何通りもの方法で表現してくれる。
周囲の目を気にせず、「金持ち本」を貧り読もう。自分なりの方程式がきっと見つかるから。
■最近は自己啓発本が多いか?マネーリテラシー、金持ち本の割合を30%に増やそう…
P.140 知恵が溢れ出すとお金が集まらないようにするのが難しい
人は知恵のあるところに一極集中します。そして人はお金を運んでやって来ます。
一度、この人の頭からは知恵が次から次に溢れてくると認知されると、知恵が続く限り人とお金の流れは途絶えることがありません。
読書によってあなたの頭の中の知恵のコップを貯め続けよう。コップから知恵が溢れ出した瞬間、人とお金が殺到する。
■知恵も表向きに発信しなければ、意味が無い。これもアウトプット。ブログ、Twitterで知恵を発信しよう!
P.142 本を読み続けると、一言で人を感動させられる
感動は期待の101%で、満足は期待の100%です。感動と満足はわずか1%の違いしかありませんが、その1%の差は圧倒的な差です。
わずか1%の差の蓄積が、それぞれの年収格差を10倍にも100倍にもしていくのです。
自然界でも同じことが言えます。たとえば水は100°Cで沸騰します。99°Cも同じ熱湯ではありますが、沸騰はしません。
もし99°Cで熱するのを諦めてしまったら、人類は蒸気機関車を走らせることができませんでした。
ごくわずかな差を妥協して諦めてしまっては、永遠に豊かになりません。
この1%のために人は仕事をしているのです。
この1%がなければすべての仕事は0点なのです。
この1%のために圧倒的な読書をしておくのです。
■人の能力は大きく差があるわけではない。わずかな差は知識×知識=知恵(視点、考え方)ではないか?
1%以上の差をつけるための手段。それが読書ということか。
※お金から自由になる「経済力」が身につく本
1「努力はいらない!「夢」実現脳の作り方」 苫米地英人
2成功の掟 マーク・フィッシャー
3子供を東大に入れるちょっとした「習慣術」 和田寿栄子
P.148 10年前に買った本を読むと自分の成長度がわかる
10年前に読んだ本をもう1度読み返してみると、全く違う部分に線を引きたくなります。
あなたが10年ですっかり変化したのと同様に、本も別の本になります。
捨てる前に1分間だけ読み返してみる。10年前は見落とした運命の1行に出会えるかもしれない。
■「これは」と思う本は再度読み返したい。10年といわず、1年に1度。
知識や経験でこれまで理解できなかった箇所が、理解できるようになるのだろう。
P.152 著者のブログDVDセミナーを体験する
本を読んで感銘を受けたら、ぜひその著者の本をすべて読んでみてください。
とことんしゃぶり尽くす。
■セミナーは敷居が高い?でも一度チャレンジしてみたい。
P.157 好きな著者になりきって注文のない原稿を書いてみる。
難しいことをやさしく書くのは、書いている本人が完璧にわかっていなければできないからこれは難しいのです。
すべての職業は難しいことをやさしく伝えることが仕事なのです。 仕事上のすべての文章を好きな作家になりきって書いてみることから始めましょう。
■社内文章や資料作成を作家になったつもりで書けば、楽しいかも。人に伝えるという訓練にはもってこい。早速、資料作成に生かそう。
P.158 1年に1日だけ、最高にハッピーな日で構いませんから、今までの自分ではありえない1冊を買ってみてください。
大切なのは非日常的なものを買って家に持って帰るということです。わずか1日ですが、意外な気づきがたくさんあるはずです。
■少し、自分の興味とは別の書籍を購入してみよう。年に1冊。
P.160 早朝読書は脳のラジオ体操
枕元に積ん読してある本をたとえ1ページでも1行でも読む。これで驚くほど目が覚めます。
早朝は脳が一番整理整頓されている状態ですから、読書することによって質の高い知恵が生み出される化学反応が起こる可能性が高いのです。
早朝読書をするといいことが二つある。社員の頭がよくなることと、精神がタフになる。
■早速、枕元に積ん読。
※自分の限界をつくらない「成長力」が身につく3冊
1 孤独のチカラ 齋藤孝
2 組織の中で成功する人の考え方 アラン・ダウンズ
3 人間通 谷沢永一
P.168 まえがきの面白い本を選ぶ
本はまえがき、プロローグが最も面白い。「まえがき」を超える内容の本は存在しないと考えていい。
P.170 1分間立ち読みして1ワードでも引っかかれば買う
内容の見出しにざっと目を通して、心の琴線に触れる言葉がひと言でもあるか否か。
1分間で琴線に触れるひと言を見つけることができなければ、現段階では何時間粘ってもその本から琴線に触れるひと言は見つかりません。
膨大な本の中から面白い本に高い確率で出会っていくコツは、途中でつまらないと感じた本は読むのをやめることです。
■書店ではまえがきを1分読んで、購入を決める。そこが面白ければ、買うに値するという基準を持つ。
読んで頭に入らなければ、一旦読むのをやめて、書棚に寝かせておく。
P.186 積読本は枕元に置く
眠くなるまでの間、「読書タイムを神様からプレゼントしてもらった」と感謝します。
少しでも眠くなってきたら、パタリと本を閉じて眠る。
枕元にはきちんとインプットしたい本を置いておくことがオススメです。
■読み終えた本で、再度読み込んでいきたい本を積読しておく。また多数のジャンルを揃えておく。